薬局で節約する裏ワザ

医師からもらった処方箋を提出して、薬を購入する調剤薬局。ここでできる節約の裏技がいくつかあります。
できれば「かかりつけ薬局」をもって、薬剤師さんと顔なじみになっておくほうが実践しやすいかもしれません。


薬の容器の再利用

薬局でもらう薬には、プラスチック容器に入った塗り薬やシロップなどがあります。支払いの際、薬代とは別にこれらの容器代が数十円、徴収されているのをご存知ですか?

乳幼児の医療が無料となっている場合など、薬代はかからないのに容器代だけかかった、という経験をもつ人も多いと思います。大きさや種類にもよりますが、1つにつき10円~100円ほどが多いでしょう。

これらの容器は原則として、薬局が患者さんにレンタルするものと考えられています。そのため、使い終えた後で洗って返せば、容器代を返金してもらうことができます。もしくは次に同じ薬を処方してもらう際、再利用できるのです。

基本的に容器代の返金は薬局側の義務であり、厚生労働省の通知をみても「患者が容器を返還した場合は、再利用できるものについては実費を返還する」と書かれています。

ただし「再利用できるもの」に限られますので、衛生上問題があると薬局が判断した場合や、あまりに破損が激しい場合などは返金に応じてもらえない可能性もあります。 ぜひもらった容器はきれいに取り扱って、薬局に持って行きましょう。


薬の説明を拒否して節約!?

最近の調剤薬局では、薬を手渡す際に詳細な説明をしてくれます。しかし、この説明にも私たちはお金を支払っているのをご存知ですか? 「薬剤服用歴管理指導料」といって、3割負担で90円がかかる立派な医療サービスの1つなのです。

薬局が調剤の内容を記録し、患者に情報を提供するための作業で、保険点数は30点となっています。つまりこれだけの作業で薬局には300円の儲けがあることになります。全国で年間にすると約2,100億円にもなるといわれ、民主党による事業仕分けの対象としても検討されたことがありました。

初めて服用する薬については説明を受けたほうがいいと思いますが、同じ薬を定期的にもらっている場合、説明を省いても問題ないものです。あらかじめ薬局側に「薬の説明はいりません」と言うようにすれば、90円を節約することができます。

かかりつけ薬局をもって薬剤師さんと顔なじみになっておくほうが、こうしたお願いもしやすいのではないでしょうか?