市販薬を賢く活用する!

症状によっては、病院で処方を受けるよりも、自分で市販薬を購入したほうが安上がりになることもあります。日本の処方薬は3割負担で安く購入できるのですが、診察代や交通費などを合わせると意外とかかってしまうものです。

近年では、もともと処方薬として使われていた成分を市販薬に応用した「スイッチOTC薬」もありますので、症状と相談しながら上手に活用しましょう。


スイッチOTC薬とは?

基本的に薬だけの値段で見れば、市販薬は全額自己負担ですので、処方薬より高くなります。しかし医師に診てもらうほどの症状ではない場合は、総合的に考えると市販薬のほうが安価に済むこともあるでしょう。

市販薬は効き目が弱いというイメージがありますが、最近ではスイッチOTC薬の登場で、かならずしもそうとは言い切れなくなりました。スイッチOTC薬には、たとえば胃腸薬の「ガスター10」があります。これはファモチジン(H2ブロッカー)という有効成分が使われているのですが、もともとは医師の処方箋がないと購入できない薬でした。その分量をやや少なくすることで市販薬に切り替えたものが、スイッチOTC薬です。

他にも、咳止め薬の「フステノン」(L-カルボシステイン)や、「イブプロフェン」配合の解熱鎮痛薬、水虫治療薬の「ダマリンL」(硫酸ミコナゾール)などがスイッチOTC薬です。いずれも従来の市販薬に比べると効き目がストレートですので、その分使用方法には気をつける必要がありますが、上手にとり入れることで医療費の節約につながります。


ネットショップを活用!

市販薬は、処方薬と異なりオープン価格です。つまり販売するドラッグストアによって値段が異なりますので、より安く購入できるところで手に入れるのが賢い方法になります。

さらに2013年からは、市販薬のネット販売が正式に解禁されることになりました。多くのネットショップでは、実店舗のあるドラッグストアよりも安く売っていることがほとんどですので、節約したい人はぜひ活用したいものです。

ただし送料の問題があります。合わせると結局、ドラッグストアで買うのと同じだったということもあるため、しっかり総額を確認しましょう。ネットショップによっては、数千円以上の買い物で送料無料となっているところもありますので、必要な薬をまとめて購入するのも1つの方法です。

もちろんドラッグストアでも、セール情報をしっかりチェックすれば、安売りしている時に薬を買うことができます。またポイントカードを作ると割引になるお店もありますので、さまざまなショップを有効に利用しましょう。