スウェーデンでは性生活も医療もうまくいってる?

高福祉で知られるスウェーデン。消費税率は25%とわが国に比べると異常に高いながらも、「他国が見習うべき」とされる充実した医療制度を持っています。介護の質にも重点が置かれており、リタイア後の生活も豊かだと言われています。1人当たりの国民所得では日本を遥かに上回るこの国では、高負担高福祉を実現し、老人たちも豊かに暮らしています。わが国と比べて何よりも盛んに行われているのは、セックスです。

性に開放的であることでも知られるスウェーデンでは、シニア世代もセックスに積極的です。70代男性の3人に2人は、「現役」です。しっかりとペニスを立たせて、挿入し射精しているのです。女性も3人に1人は、70代でもセックスしています。60代なら週に2回以上するのは当たり前。70代の男性が40代の女性をナンパしていい関係になる、というのも普通のことです。性生活が充実している高齢者は心も体も元気。健康な人が多いので医療費も抑制されます。セックスするシニアが多いと、健康保険制度にとっては良い影響を及ぼすようなのです。わが国は見習わなければなりません。


セックスすると健康になるのか?

性生活が盛んだと体が元気になる、と証明されている訳ではありませんが、セックスできるということは少なくとも、エネルギーに溢れている証拠でしょう。歳をとったからといって、自分を「枯れた」と思っていてはいけません。精神的な活力は年齢に関係なく必要です。いくつになっても性欲盛ん、ヤル気満々でいれば、はつらつと生きられるはずです。

わが国では、中年のセックスレスが問題となっています。年間の性交回数は世界最低と言われるほどに頻度が少なくなっていて、全くしないカップルも増え続けているようです。40代では半数以上の夫婦が夜の生活をしなくなっています。リタイア後には、しているカップルを見つけるのが大変なほどに少なくなります。70代でセックスしていたら異常者扱いされることすらあるでしょう。スウェーデンとは大違いです。


スウェーデンではどうして「お盛ん」なのか!?

スウェーデンの性の解放は昔からのことではありません。元々はキリスト教の影響で「おかたい」国柄でしたが、60年代以降の「性革命」によって一気に爆発したのです。それまで「結婚するまでは処女で」と教えられていた少女たちが、「自由」という思想に触れて、「たくさんする」ようになりました。ピル(避妊薬)の普及によって妊娠を気にせずできるようになったことも、性の解放を後押ししました。

ただ、中高年になれば男性は誰もが「勃起不全」に悩まされてできなくなります。それを救ったのが、90年代のバイアグラの登場です。いくつになっても頑張れるようになり、シニア世代のセックスが一気に盛んになりました。今では、ジェネリックも発売され廉価にED薬を手に入れられるようになって、ますます盛んになっています。意識が変わっただけで、スウェーデンの人々は性に貪欲になり、薬のお陰で高齢になっても衰えることはありません。日本人も同じようにできるはずでしょう。

社会保障も性と先進国のスウェーデンでは、シニアの性生活も盛んです。年をとってもエネルギッシュであることの証であり、それが福祉国家を支えてもいるのでしょう。セックスが国を救う、と言えるのかも知れません。