定期検診をかならず受けよう

医療費を節約するためには、もちろん病気にかからないことが第一、かかっても早期発見して治療を簡単にすることが大切です。当たり前のことではありますが、日本では医療費が安いことで、どうしても「定期検診」や「セルフメディケーション」という意識が低いのも事実です。
普段から自分の健康は自分で守る気持ちで、しっかりと検診スケジュールを立てましょう。


自治体の検診は受けないと損!

保険適用となるのは原則として、病気の治療になりますので、スクリーニング検査や定期検診は全額自己負担となってしまいます。しかし日本人に多いがんなどには、市町村でおもに40歳以上の人を対象に検診をおこなっていますので、ぜひ活用しましょう。
もっとも、会社員で職場健診を受けられる場合は、そちらが優先されます。自治体の検診は基本的に、自営業者や主婦など、職場健診のない人たちが対象です。
たとえば女性特有の子宮頸がんや乳がんは、自治体のがん検診がおこなわれています。子宮頸がんでは20歳以上、乳がんでは40歳以上が対象です。
日本人に多い、胃がんや肺がん、大腸がんの検診も、男女ともに40歳以上を対象としておこなわれています。自治体によって金額は異なりますが、無料のところから、高いところでも自己負担分と比較すれば破格の料金で受けることが可能です。
また普段は料金が発生する場合でも、年齢によって無料で受けられるクーポンが発行されることもあります。国による「がん検診推進事業」の一環です。30歳や35歳、40歳などのキリのいい年齢が対象となることが多いですので、クーポン券が送付されたらぜひ活用しましょう。


40代に入ったら年に1度全身チェックを

自治体でおこなっていない検診も、できれば日ごろから自分でスケジュールを立てて定期的に受ける習慣をつけることが、結果的に健康と医療費の節約につながります。
たとえば緑内障などは、日本人の40歳以上において30人に1人がかかるほど、よくある目の病気ですが、普段から検診を受ける人はごく少ないのが現状です。日本人の眼科の定期検診受診率は、先進国の中でも最低の水準といわれています。 緑内障は自覚症状に乏しい上に、放置すると失明に至ることもある病気であるにも関わらず、検診が普及していないのです。
40代に入ったら、年に1度は人間ドックに入るのも良いでしょう。がんであれ何の病気であれ、早期発見が完治のカギです。たとえばがんでも、まだ浸潤していない上皮内がんの段階で発見できれば、治療費もぐっと抑えることが可能です。
健康なうちに定期検診を受ける、これこそが最強の節約ワザであり、自身の健康を守ることにつながると認識しましょう。