聴診器

意外と知らない!こんな時の診察料

診察室で医師の診察を受けなくても、場合によっては診察料がかかるケースもあります。保険点数のシステムについては、専門の人でないとなかなか分からないことも多いものです。 ここでは、そんな特別な診察料についてご紹介します。


医師に電話で指示をあおいだ時

「薬の使い方について先生に確認したいことがあるんだけど…」「こういう場合、どんな応急処置をしたらいいのか先生に聞きたい」、そんな時に病院に電話をすると、お金がかかるのをご存知でしょうか?

「電話再診」といって、立派な診察の一環として扱われ、普通に診察を受けるのと同じ額の再診料がかかります。診療時間内ならば、大人の場合3割負担で207円です。医師は電話でのやりとりをカルテに記録します。

診療時間外に相談に応じてもらった場合は、時間外加算で402円、休日ですと777円、深夜の場合は1,467円にもなりますので注意しましょう。次回の診察時にまとめて支払うことになります。

ただしこれらは、病床数が200未満の病院と診療所のみです。200以上の大きな病院では、電話再診による請求はありません。

また検査結果の確認を電話でおこなう時には、お金はかかりません。結果を踏まえて、今後の治療計画や生活上の注意点など、何らかの指示を受けた際に電話再診として扱われます。 「電話で結果だけ聞いてください」と言われた時には、費用は発生しないことがほとんどですので、安心してたずねましょう。


薬だけもらう時の診察料は?

定期的に通院し、同じ薬を処方してもらう患者さんもいます。そのような場合、症状に変化がなければ受付に「薬だけお願いします」と言う人もいるでしょう。病院によってはそのまま診察室を通らず、受付だけで「お変わりはありませんか」「ありません」「では先生に薬をお願いしておきます」というふうに済んでしまうこともあります。

診察を受けていないのだから、診察料はかからないと思われがちなのですが、医師の処方を受けるということは診察をおこなったのと同じとみなされ、しっかり費用は請求されます。そのため、ほんの一瞬でも診察室に患者さんを通す病院も多くみられます。

薬だけをもらっても、支払うお金は結局同じですから、きちんと医師と話をしたほうが納得できるかもしれませんね。