初診料を節約する術

初診料というと、病院に初めてかかる際に支払うお金というイメージがありますが、実際は前回の受診から1ヶ月が経過していれば、再び請求されることがあります。 初診料の仕組みを知って、なるべく医療費を節約しましょう。


意外とかかる初診料

初診料の金額は、どの医療機関でも270点と決まっています。つまり2,700円ですので、3割負担であれば810円かかることになります。意外と大きいものです。6歳未満の子どもの場合は75点が加算されますし、休日や夜間の受診ではさらに高くなります。

また2014年4月からは、消費税率が8パーセントに上昇することを受け、初診料も引き上げが検討されています。

初診料は、初めてかかる時のみならず、同じ病気の治療でも前回から1ヶ月以上経っていれば、医療機関は新たに請求することができます。ただし「患者が自分の都合で、本来なら通うべきだったところを1ヶ月受診しなかった場合」というのが原則です。 つまり通常の疾患では、1ヶ月以内に再診するはずなのに、1ヶ月来なかったということはその間、同じ病状が続いていたとは判断されず、新たに出てきた症状として初診扱いになるということです。

たとえば眼科など、ある程度の経過観察が必要な疾患では「次は3ヶ月後にいらしてください」といわれることがあります。この場合は、3ヶ月後でも初診料はかからないことになります。

初診料節約のためには、医師が「来週もう1度見せてください」と言った時には、指示を守ることが大切といえるでしょう。


初診料をムダに払わずに済む方法

実際、初診料を再び請求するかどうかは、病院によってもかなり差があるようです。良心的な病院なら、1ヶ月以上経っていても再診扱いにしてくれるところもあります。その病院がどれくらいの間隔で初診とするのかについては、受付に尋ねてみるのが確実です。

また初診料は、たとえ1ヶ月以内であっても、前に診てもらった病気が治って別の症状でかかる際にも発生します。そのため、同じ病院にかかるなら、できれば前の病気が治りきらないうちに受診したほうが、初診料はかからずに済むでしょう。

ちなみに、同じ日に複数の科にかかった場合、1つめの科では正規の初診料をとられますが、2つめの科では半額となり、3つめ以降の科では無料となります。他の日にかかってしまうと、それぞれ270点の初診料がかかってしまいますので、できるだけ同じ日に済ませたほうがお得です。

非常に分かりにくい初診料ですが、まとめると「同じ病気なら、基本的に1ヶ月以上空けない」「違う病気なら、前の症状と一緒に診てもらう」「複数の科は同日に受診」が、余分な初診料を払わずに済むポイントです。