薬

大病院はお金も時間もかかる!?

風邪やケガなどで病院にかかる時は、いきなり大規模な医療機関に行くのは避けましょう。特別料金がかかる上に待ち時間も長く、お金も時間もムダにしてしまう可能性があります。
まずは近隣のかかりつけ医を受診の上、必要に応じて紹介状をもらうほうが安心です。


大きな病院で徴収される特別料金とは?

世の中には、大学に付属しているような大規模な病院から、小さな診療所までさまざまな医療機関がありますが、大まかに分けて「病床数が200以上かそれ未満か」で扱いが分けられます。 200以上の病床をもつ病院に初めてかかる際には、「特定療養費」を支払わなければいけません。

これは1994年に改正された医療法にもとづいた制度で、病院は「地域医療」をおこなうところと、「高度な専門医療」をおこなうところに分けられるようになりました。病床数が200以上ある病院は後者に該当し、他の病院からの紹介状がなければ、特別料金がかかるようになったのです。

その金額は病院が自由に設定することができますので、施設によってさまざまですが、およそ1,000円~5,000円の間が相場です。それとは別に初診料もかかりますので、決して小さいとはいえない額になってしまいます。 初診料には保険が適用されますが、特別料金のほうは全額自己負担です。

急を要する場合でない限り、まずはかかりつけ医に相談し、必要に応じて紹介状をもらいましょう。


待ち時間も大きなロスに

大病院を揶揄した表現に「3時間待ちの3分診療」というものがあります。総合病院などに行くと、外来の椅子にずらりと患者さんが座っているのを見かけたことがある人は多いでしょう。

診察に呼ばれるまでの時間がかなり長い上、診察自体は薬をもらうだけの人も多いため短く、終わったら終わったで会計に呼ばれるまでの時間もまた長いのが常です。さらにその後、調剤薬局で薬を処方してもらう時間もあります。 朝一番を狙って行っても、結局すべて終わるころにはお昼になっていることも珍しくありません。

また、よほど近所でない限り交通費もかかってしまいます。もちろん何らかの病気があって、大きな病院に通い続けるしかない患者さんもいますが、そうでない人が通うのは時間のムダですし、本当に必要な患者さんにとっても好ましいことではありません。 基本は、近所にあるかかりつけ医を利用するようにしましょう。